Coolifyが勝手にExited?毎日停止する問題の正体【v4.0.0-beta.420.1】

Coolifyが勝手にExited?毎日停止する問題の正体【v4.0.0-beta.420.1】
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Coolifyでデプロイしたアプリが、毎日決まったタイミングで勝手にExitedになる
そんな不可解な現象に直面しました。

最初は「Healthチェックを設定していないから止められてるのか?」と考え、設定まわりを調べてみましたが、これといった原因は見つからず。

しばらく試行錯誤した結果、ようやくたどり着いたのが、Coolifyの「Auto Update」設定でした。
これをOFFにしたところ、それ以降は一切Exitedにならず、アプリは安定稼働しています。

本記事では、この「Coolifyで毎日勝手にExitedになる問題」の調査過程と、解決に至ったポイントをまとめます。
同じように原因がわからず困っている方の助けになれば幸いです。

目次

最初に疑ったのはHealthcheck:意味なし

Coolifyでは、アプリに対してHealthチェックを設定することで、起動監視や異常時のリカバリが可能になります。

今回のように、明確なクラッシュもログエラーもないのに「Exited」状態になるとなると、最初に疑ったのはこのHealthチェックの未設定でした。

そこでまずは、単純に「/ にアクセスして200が返ればOK」というHealthチェックを追加してみましたが、効果なし。

次に、Next.js側に専用のエンドポイントとして /api/health を用意し、そこに対して200を返すようにしてみました。
しかしこれも改善にはつながらず、毎日同じようにExited状態になる現象は止まりませんでした。

一応、現在の設定は下記になっています。(せっかく作ったので、消すのはもったいないかなと思い残しています。)

真の原因は「Auto Update」だった:解決方法はOFFにするだけ

原因は意外なところにありました。
Coolifyの「Auto Update」機能がデフォルトでONになっており、毎日決まった時間に自動更新をトリガーしていたのです。

以下のような設定になっていました:

  • Auto Update Enabled: ON
  • Auto Update Frequency:0 0 * * *(毎日0時)

このスケジュールに従ってCoolifyが更新チェックを行い、その際にアプリを停止してしまっているようです。

設定をOFFに変更したところ、それ以降は一切停止せず、正常に稼働し続けています。

👉 対処法は以下の通り

  • Coolifyのアプリ設定画面を開く
  • Auto Update EnabledOFFにする
  • 保存して再デプロイ(または再起動)

下記のようにチェックを外して、Savaをしてあげれば大丈夫です。

まとめ

毎日アプリが勝手にExitedになる。。。という現象は、パッと見ではアプリやDockerの問題に見えますが、CoolifyのAuto Update設定のような意外なところが原因になることもあります。

今回は、Auto UpdateをOFFにするだけで解決できましたが、根本原因に気づくまでにかなり時間を使いました。

Coolifyで同じような現象に困っている方がいたら、まずは「Auto Update」が有効になっていないかを確認してみることをおすすめします。

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この記事を書いた人

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